光田色李ライブペイント

画家 光田色李さん


主に「魂の絵」という

人が持つそのものの光を
本来の姿を想い出せるようにと
お一人お一人をリーディングしながら絵を描かれている方です。


身の回りのお友達がどんどん描いてもらっていて
どの方も、その絵を見ると

「そうそう!! まさにそう!」

そう思える彩り、筆致、粒子、輝き。
小さなキャンバスに表現されたその方の魂は
キャンバスの大きさ以上に輝いています。

「魂の絵」は80点以上になりそうです。


私も光田色李ファンの一人。
昨年描いていただき、自分を深く知るツールの一つになりました。


その色李さんが今年の2月にグループ展を開催。

「ユキイロ展」

その展示会の時に

何故かこっそり? ライブペイントをするという情報を見つけ駆けつけました!!

用意された鮮やかなピンクに粒子を描きこむとのこと



一本一本丁寧に整えられた筆。出番を待ちます。



照れながら、なぜか何度も帰ってほしそうな発言をする色李さん
ライブペイントは画業を初めて初めてだとか。


でも、さすがその道のプロ。
始まり、キャンバスに向き合った時空気が変わりました。

そこに在るのは
キャンバスと色李さんだけ


スイッチの切り替えと集中力にさすがと驚きながら
静かにファインダーからのぞく。

ファインダーからのぞくと

私もその人と私だけになる。

見たい細部だけにぐぐっと集中できる時間。



キャンバスを見ているのだけど
キャンバスの向こう側をみているように見えた


キャンバスの上を固い油彩用の筆がこすれる音がする
その音がとても心地よくて

指で優しくなでられるまたその微細な音も静まり返った室内に響く



静かな場所に筆と指の音だけ響く。

空気はピリッとしていて自分の呼吸とシャッター音だけ感じる

キャンバスを見つめると

粒子が一粒ずつ丁寧に描かれる


その時間はなんというか
心が平らになるようなとても静かで穏やかで
まるで瞑想をしているような時間でした。




見ている方も美しかった





どのくらいの時間だったのだろう。
すごく短かったような
でも濃厚だったような

ふいに終わりがきた。

何度か調整しながら完成をさせるそうなので
今日はここまでとのこと。



絵を描いているところを見ていて
こんなにも静かで穏やかな気持ちになるとは。


油彩は色を何度も何度も塗り重ねることで
深みを増すそうで
「魂の絵」もその方の
色味がしっかり出るまで何度も何度も塗り重ね
期間をかけて制作されていて
制作の間、その方に向けて
こんな風に深く深く向き合ってくださっている
神聖なお気持ちで
向き合っていただいている

そのことがこのライブペイントで知ることができ

絵の深みに触れることができて
とても貴重な体験でした。

色李さん

撮らせてくれて、ありがとうございます




word and photo #シアワセノカケラ

半径2メートル以内の手に届く場所にあるシアワセを切り取り、 写真の持つ力に言葉を添えることによって、 生きることの幸せや儚さ、美しさを表現します。 写真を撮るだけではなく、 プリントすることを大切にしてます。 手に取って、視覚だけではなく、皮膚感覚で「写真」を感じられるよう、 出張撮影では、手の取って楽しめるものをセットにして 提供させていただきます。

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